セカンドパートナー

セカンドパートナーを許せない理由とは?慰謝料を裁判してでも要求したいと思う人の心理や実例を徹底解説。許せる人の心理も紹介

有名YouTuberが存在を告白したことで「セカンドパートナー」という言葉を耳にする機会が多くなってきました。

セカンドパートナーを作る人は様々なメリットを主張します。

ですが、レゾンデートル株式会社が実施した「セカンドパートナー実態調査2024」によると半数の人がセカンドパートナーは浮気・不倫に当たると回答しています。

この結果だけでなく、配偶者にセカンドパートナーがいたら裏切られた、許せないと感じる人がほとんどでしょう。

この記事では配偶者にセカンドパートナーがいたらなぜ「許せない」と感じるのかを深掘りしていこうと思います。

セカンドパートナーが『許せない』と感じる理由

セカンドパートナーを許せないと感じる理由は立場によって様々あります。

そこで立場ごとによって許せないと感じる理由を見ていこうと思います

配偶者が『許せない』と感じる理由

基本的にセカンドパートナーがいたら許せないと感じるのが配偶者でしょう。

配偶者が許せないと感じる理由としてはやはり以下の点になるでしょう。

  • 「嘘」をつかれていたという事実への怒り
  • 裏切られたと感じられる
  • セカンドパートナーがいたことで配偶者として価値が下がったと感じる

セカンドパートナーを作る人としては家庭に居場所がなかった、癒しがなかったと理由は様々あるでしょう。

しかし配偶者としてはそうした問題を家庭内で解決しようとするのではなく、外部で解決したという事実が裏切りに感じられ怒りを覚えても不思議なことではありません。

また自分という存在がいるのにセカンドパートナーを作っていたとなれば、自分に興味がなくなったと思ってしまうでしょう。

そうなると自分は配偶者としての価値がなくなったと感じてもおかしくはありません。

配偶者としての価値がないと言われたら誰でも傷つくでしょう。

セカンドパートナーを作ることは暗にそう言っているようなものです。

このような理由から配偶者が『許せない』と感じるのです。

セカンドパートナー同士でも許せないケース

基本的にはセカンドパートナーがいると許せないと感じるのは配偶者です。

ですがセカンドパートナー同士でも許せないと感じることがあります。

セカンドパートナー同士であればお互いに好きな状態なので、そうした許せないと感じてしまうことはあるのと思えるかもしれません。

ですが次のような状況になると『許せない』と感じることがあるようです。

  • ルールを破られた時
  • 他にもセカンドパートナーがいることがバレた時

セカンドパートナーの間には家族にバレないように暗黙的だったり、何かしらルールを作っていることがほとんどです。

ですがそうしたルールを相手に破られたことで、家族にセカンドパートナーの存在がバレてしまえば許せないと思うようになるのは不思議ではないでしょう。

家族にバレてしまえば最悪の場合は離婚だったり慰謝料を請求されるなど非常に大変なことになるので、『許せない』と感じても当然でしょう。

また、自分以外にセカンドパートナーが相手にいたとなれば『許せない』と思ってしまうこともあるでしょう。

セカンドパートナーのくせに、他にもセカンドパートナーがいたら許せないと思うのはどうよと感じるかもしれません。

ですがセカンドパートナーとしては自分にだけ恋愛感情を向けて欲しい、自分だけを頼って欲しいと思っても不思議ではありません。

もし自分以外にそうしたセカンドパートナーがいればそうした期待が裏切られることになり、『許せない』と思ってもおかしなことではありません。

世間が許せないと思う、炎上する理由

最後に世間がセカンドパートナーを『許せない』という空気になっている理由も紹介していこうと思います。

自分の配偶者ではなく、自分と関係ない人にセカンドパートナーがいることがわかり怒りを感じたり許せないと思う人がいます。

なぜそうした人は許せないと思うのでしょうか。

その理由としては以下のものになるでしょう。

  • 「浮気」「不倫」と同一視されているから
  • 「既婚者」としてあるべき姿に反しているから
  • 「一夫一婦制」に反するから

前提として浮気は配偶者への裏切りだとみなされています。

セカンドパートナーはプラトニックな関係なので浮気ではありません。

ですが世間からは結婚しているのに、恋人がいるのであればそれは浮気と同じだと思われています。

ですからセカンドパートナーがいると不倫をしている人ということで非難をされることになるのです。

また多様性への理解が進んできたとはいえ「既婚者はこうあるべし」という価値観はまだまだ強固なものです。

さらに日本は「一夫一妻制」です。

こうした価値観や制度がある日本ではセカンドパートナーという存在は理解されにくいものと言えるでしょう。

ですから世間はセカンドパートナーに対して許せないとなり炎上することになると考えられます。

「許せない」と感じた人のリアルな声

ここからはセカンドパートナーを『許せない』と感じた人のリアルな声を紹介していきます。

配偶者を許せないと感じた人の声

40代女性
40代女性
「体の浮気よりも、心が浮気していたことが許せなかった。」
夫のスマホを何気なく見たときに、セカンドパートナーと思われる女性とのやり取りを発見しました。「君が一番大切」「ずっとそばにいたい」なんて言葉が並んでいて、頭が真っ白に。夫は「ただの友達だ」と言い張りましたが、私よりその女性を優先していたことが何より許せませんでした。

40代女性
40代女性
「私を馬鹿にしてるの?夫もその女も絶対に許せない。」
夫が会社の女性とセカンドパートナー関係になっていたことが発覚。でも、それ以上に許せなかったのは、その女性が私に直接「ごめんなさい」と言ってきたこと。まるで私が許す前提で話しているのが耐えられなかったし、「彼とは純粋な気持ちで繋がっていた」と言われたときは怒りで震えました。夫もその女性も、どちらも許せません。

このような声から配偶者が怒りを覚えるのは、自分を蔑ろにされたと感じることが原因と言えそうです。

セカンドパートナーを許せないと感じた声

30代女性
30代女性
「私だけが本気だった。最後に『家庭が大事だから』って…じゃあ最初から関わらないでほしかった。」
セカンドパートナーの彼とは、「お互いに癒しを求める関係」として付き合っていました。でも、半年後に突然「やっぱり家族を大事にしたい」と言われ、一方的に別れを告げられました。私は本気で好きになっていたのに、彼にとって私はただの「気分転換」だったんだと思うと、許せない気持ちでいっぱいです。

40代男性
40代男性
「軽い気持ちで始めたのに、こんなことになるなら最初からやらなければよかった。」
仕事のストレスから、同僚の女性とセカンドパートナーの関係になりました。でも、別れを切り出した途端、彼女が感情的になり「職場にバラす」と言い出しました。最初はお互い割り切っていたはずなのに…。結局、必死でなだめて穏便に別れましたが、ずっと冷や汗ものでした。今でも「バラされるかも」と思うと、怖くて許せません。

このようにセカンドパートナーへの怒りを感じるのは最初の約束と違う形になったり、どちらかが本気になってしまったなど「感情のズレ」が生じてしまったことが原因と言えそうです。

『許せない』と感じたときの対処法

ここからは配偶者にセカンドパートナーがいて許せないと感じた時の対処方法を紹介していきます。

冷静に自分の気持ちを整理する

配偶者にセカンドパートナーがいることが判明した際や、セカンドパートナーに裏切られたように感じられると怒りを覚えてしまうことは当然でしょう。

ですが感情が昂った状態ですぐに別れるなど判断をそてしまうと後々に後悔してしまうこともあるでしょう。

そこでまずは一旦冷静になり気持ちを落ち着けるようにしましょう。

そして、そこから今後どうすべきかを考えても遅くはありません。

落ち着くためにも睡眠をしっかりとったり、適度な運動やストレッチや信用できる人に相談するなどしましょう。

そうすることで怒りに支配されていた精神が少しは落ち着くはずです。

そうして怒りが落ち着いたら、どうして怒りを感じたのかを考えてみましょう。

配偶者からの「裏切り」という事実だったり、相手への「期待のズレ」など、人によって怒りの原因は異なり、それによって今後どうすべきかも変わってきます。

相手と話し合うべきか見極める

冷静になったら相手と今後どうしたいかを考えるようにしましょう。

まずはお互いの関係修復が可能か、完全に終わらせるべきか判断するのが良いでしょう。

相手と話し合うかどうかを見極める軸としては以下のものになります。

  • 自分の感情を整理できているか
  • 相手に話し合う意思があるか
  • 話し合うことで関係が改善する可能性があるか
  • 話し合うことで得られるリターンがあるか

自分の感情を整理できているか

先ほども触れましたが話し合いで必要なのがまずあなたが冷静でいるかどうかです。

もし何をしても冷静でいられないというのであれば、それはもう『許せない』ということでしょう。

逆に冷静になることができるのでしたらまだ相手と関係を修復したかったり、話し合いをしたいということです。

相手に話し合う意思があるか

次に重要なのが相手も話し合う意思がるかどうかです。

自分はその意思があるのに相手はそうではないようでしたら、いくら話し合いをしたところで無駄としか言いようがありません。

ですので相手の意思を確認する必要があるでしょう。

相手が話し合いをするかどうかの意思があるかは相手があなたと真剣に向き合う姿勢があるなら、話し合う価値があると言えるでしょう。

逆に無視をしたり逆ギレ・無責任な態度を貫くようでしたらいくら話し合いをしてむ無駄になる可能性が大きいでしょう。

話し合うことで関係が改善する可能性があるか

いくら話し合いをしてもそもそも関係が改善する可能性がないのであれば、それは時間の無駄でしかありません。

なので話し合いをして関係が改善する可能性があるかどうかも考慮に入れておく必要があります。

もしお互いの価値観の違いが根本的に埋まらない場合は話し合っても平行線のままということもあります。

逆に何か誤解やすれ違いがある状態なら対話によって解決できる可能性は十分にあります。

話し合いによって得られるリスクとリターンを考える

また話し合うことで得られるリスクとリターンも考えておくべきでしょう。

話し合うことで気持ちがスッキリするなら意味があります。

しかし、感情的になって泥沼化するくらいなら何も言わずに離れる方が賢明かもしれません。

話し合いをする前にお互いの考え方や性格を考慮しながら、話し合いで得られるリターンとリスクを考えてみてください。