某Youtuberが存在を告白したことで「セカンドパートナー」という関係は急速に世間に知られるようになってきました。
そしてセカンドパートナーがいることで精神的に余裕が生まれたり家庭環境が改善するというメリットがあることも認知されたことで、セカンドパートナーを求める人や実際に作る人が増えているそうです。
ただ何かしらの理由でセカンドパートナーとの関係を継続させるのが難しいと思えるタイミングが来てしまうこともあります。
ですがセカンドパートナーは普通の恋愛関係とは違います。
そのため別れ方も普通の恋愛と比べてまた違った形にならざるを得ません。
そこでこの記事ではセカンドパートナーと円満に別れる方法を紹介するとともに、別れたくなる心理やそのタイミングを紹介しようと思います。
セカンドパートナーとの別れを考える瞬間、タイミング
セカンドパートナーと付き合っていると家族から得ることができなかった承認欲求を満たすことができたり、家族に打ち明けることができなかった悩みを相談できたりして精神的にも余裕ができます。
なのでセカンドパートナーと別れることは考えられないかもしれません。
ですがレゾンデートル株式会社が行った「真のセカンドパートナー実態調査2024」によると男女ともに1年以上3年未満で別れることが最多だそうです。


こうした結果を見るとセカンドパートナーとずっと同じ関係でいることは難しいと言えるでしょう。
セカンドパートナーとの別れを考える瞬間やタイミングが訪れる原因は主に以下の理由があるかと思われます。
- 関係のバランスが崩れたとき(依存・負担・罪悪感)。
- 周囲の視線が気になり始めたとき
- 配偶者や家族との関係や環境が変化したとき(子ども・転勤)。
- 関係がマンネリ化したとき
関係のバランスが崩れたとき

まずセカンドパートナーとの別れを考えるタイミングの一つは二人の関係のバランスが崩れた時でしょう。
元々セカンドパートナーを作る人は配偶者(ファーストパートナー)から得ることができない癒しだったり、承認欲求を得ることを目的にしています。
他にも恋愛関係を楽しむことを目的にセカンドパートナーを作る人もいます。
なのでセカンドパートナーを作った初めの頃は、当初の目的や需要を満たすことができます。
ですが関係が長続きするとお互いに恋愛感情がなくなることもあります。
またセカンドパートナーが癒しを与えてくれなくなったり、逆にセカンドパートナーに依存されて精神的な負担が増えたり、家族に罪悪感を覚えてしまうようなこともあります。
こうした不満を覚えるようになったらセカンドパートナーとは別れるタイミングが来ているのかもしれません。
周囲の視線が気になり始めた時

基本的にセカンドパートナーとの関係は配偶者に隠しておくものです。
中には配偶者からセカンドパートナーを作ることを許可されている、認められている人もいるもいるでしょう。
ですが多くの家庭ではそんな許可が降りることはないので、セカンドパートナーの存在は隠すことになります。
またセカンドパートナーとい考えが世間に広まり始めたとはいえ、まだまだ不倫と同じだと思われている現状があります。
そうした状況の中で家族にセカンドパートナーの存在がバレた場合、とんでもないことになるのは明らかですよね。
そして、セカンドパートナーとの別れを考えるタイミングが周囲の視線が気になり始めた時です。
二人としては関係を完璧に隠しているつもりでも、意外とバレていたりします。
例えばですが、同じ職場であれば二人が頻繁に会話していたり、一緒に帰ることが多いと「あの二人は浮気をしているのでは?」と噂になることが珍しくもありません。
このように周囲に怪しまれたり、勘付かれているとなると家族にバレるのも時間の問題です。
そうなるといつ家族にバレるのではという不安に苛まれることもあるでしょうし、実際にバレたら嫌でも修羅場に巻き込まれることは確定です。
なので周りに視線が気になり始めたら別れるタイミングと言えるでしょう。
配偶者や家族との関係が変化したとき

配偶者や家族との関係や環境が変化した時もセカンドパートナーとの別れを考えるタイミングとしてあげられます。
例えばセカンドパートナーを作る男女であれば年齢的にも家庭や育児の負担も大きくなっていることは不思議ではありません。
そうなるとセカンドパートナーと会うよりも子育てや介護に時間を使いたいと思うようになる人もいるでしょう。
他にも配偶者との関係が改善し癒しや承認欲求を家庭で満たされるようになり、セカンドパートナーから癒しを与えてもらう必要がなくなることもあります。
また人によっては昇進して仕事が忙しくなったり、責任が増えてセカンドパートナーに割く時間がなくなるということもあります。
他にも仕事面で転勤を命じられて、今までのようにセカンドパートナーと会うのが難しくなるというケースもあります。
このようにセカンドパートナーよりも優先すべきことが明らかになっているのであれば、それは別れるタイミングと言えるでしょう。
関係がマンネリ化したとき

二人の関係がマンネリ化した時もセカンドパートナーと別れるタイミングでしょう。
先ほども触れた通り、セカンドパートナーは家庭では得られない癒しだったり恋愛感情を楽しむ関係です。
ですがそうした癒しや恋愛感情を感じられないようになってしまえば、関係を続けるメリットはありません。
逆にセカンドパートナーの存在が家族にバレてしまえば離婚や慰謝料を請求されるという大きなリスクがあります。
なのでセカンドパートナーと一緒にいても以前ほどの楽しさや嬉しさを感じられないようであれば、それは別れるタイミングと言えるでしょう。
セカンドパートナーと別れた際の心理的な影響

ここまではセカンドパートナーと別れるタイミングを紹介してきました。
ですがいくら別れるタイミングきていると感じられても、セカンドパートナーと別れると決心するには踏ん切りが必要になります。
そこでここからはセカンドパートナーと別れようとした際のメンタルへの影響を紹介します。
セカンドパートナーと別れる心理的なメリット
セカンドパートナーと別れるメリットとしては以下のものがあるでしょう。
- 精神的は負担が減る
- 家族にバレて離婚や慰謝料を請求されるリスクがなくなる
先ほど見てきたセカンドパートナーと別れるタイミングでも触れましたが、セカンドパートナーと一緒にいても癒されなくなったり、負担を感じるようになっている状況であれば、別れてしまえばそうした悩みから解放されることになります。
また、いくらセカンドパートナーとはプラトニックな関係とはいってもバレた際に配偶者が裏切られたと思い離婚や慰謝料を請求されても不思議ではありません。
ですが、セカンドパートナーと別れてしまえばそうした離婚や慰謝料を請求されることはありません。
セカンドパートナーを持つことに罪悪感を感じていた場合であれば離婚などの恐怖がなくなるだけでなく、そうした罪悪感を覚える必要もなくなります。
セカンドパートナーとの関係が行き詰まっている、一緒にいても癒されないどころか疲れると思うようになっているのであれば別れてしまうのがいいのかもしれません。
セカンドパートナーと別れる心理的なデメリット

セカンドパートナーと別れるメリットがある一方でデメリットも当然にあります。
デメリットとしては以下のものになるでしょう。
- セカンドパートナーと別れた際の喪失感
- 長く付き合えば付き合うほど別れづらくなる
過去に誰から振られたり、振った経験があるとわかるかもしれませんが、別れ話そのものを切り出すことも精神的な負担になってしまいます。
確かに、一緒にいて楽しくなくなったり負担に感じていても好きだった人に別れ話をすることはなかなか辛いものがあります。
うまく別れることができても、「本当に別れてよかったのか」「まだ好きだったのでは」と引きずってしまうこともあります。
またセカンドパートナーと別れた際の喪失感のせいで仕事に集中できなかっがり、家族の話を上の空で聞くようになってしまい心配されることもあるでしょう。
セカンドパートナー以外の関係にも当てはまるのですが、長く付き合えば付き合う別れることが難しくなります。
長い間付き合っていることでお互いの存在が当たり前になってしまい、別れること自体に不安になってしまいます。
別れることで家族に相談できなかったことも相談できた相手がいなくなり、精神的な支えとなる存在もいなくなります。
実際に別れた人の声
このようにセカンドパートナーと別れた人の声はいろいろとありますが、相手が本気になり、関係を続けるのが難しくなってしまったり、関係が義務的になってしまったなど二人の関係が変化したことが原因で別れることが多いようですね。
セカンドパートナーと円満に別れる方法と注意点
ここまでセカンドパートナーとの別れるタイミングや心理的な影響を見てきました。
そこで、ここからはセカンドパートナーと円満に別れる注意点などを紹介していこうと思います。
- 正直な気持ちを伝える
- 冷却期間を設ける
- 関係を断ち切る工夫をする
正直な気持ちを伝える

まず別れを告げる際にはあなたの正直な気持ちを伝えましょう。
曖昧な言い方で別れを告げても相手は納得できませんし、復縁の希望はあると別れた後もアプローチをしてくることがあります。
そうなると対応をする必要があり、別れる前よりも精神的な疲労だったり辛さが増えてしまいます。
なので復縁の可能性はないことを理解してもらうためにも、別れたい気持ちを正直に伝えましょう。
この際の注意点として「他に好きな人ができた」「一緒にいても楽しくない」といった相手を傷つけるようなことを言わないように注意しましょう。
いくら正直になるのが重要だとしても、このような言い方は相手の気持ちを傷つけ後々トラブルに繋がる可能性が高くなることは明白です。
例えばですが、セカンドパートナーであったことをあなたの周りの人にバラすことがあり得ます。
それだけでなく、「遊ばれた」「裏切られた」「騙された」などとあなたの評判が落ちるようなことを言われてしまうかもしれません。
なので別れを告げる際には相手にこれまでの感謝を伝えるとともに誠実な対応をするように心がけてください。
落ち着ける場所で別れを切り出す

別れ話をする際には落ち着ける場所でするようにしましょう。
普通の恋愛関係でも別れ話は拗れることは珍しくありません。
ましてやセカンドパートナーという特殊な関係であれば、普通の関係以上に別れ話が拗れてしまっても不思議なことではありません。
なのでセカンドパートナーと別れ話をするに際には、場所とタイミングをしっかりと選ぶようにしましょう。
別れ話をするのでしたら以下の場所がおすすめです
- カフェやファミレス
- ある程度人がいる公園や広場
人によっては個室など人目がつかないところで別れ話をしたいと思う人もいるかも知れません。
確かに別れ話という非常にプライベートな話なので誰にも聞かれたくないと思うのは当然なことです。
しかし人目がないところで別れ話をすると、どちらかが感情的になってしまい話が拗れてしまったり、何かしらトラブルが起きてしまう危険性もあります。
そうしたリスクを避けるためにも、ある程度は人がいる場所で別れ話を切り出すのが良いでしょう。
また以下の場所で別れ話をするのは避けるようにしましょう。
こうした場所ですと落ち着いて話し合いをすることが難しいからです。
- 職場や自宅近くのカフェやファミレス
- 車の中
- カラオケ
- ラブホテル
冷却期間を設ける

デートをする頻度や会う機会が減ってくると、相手はもう自分に気持ちはないのかなと思うようになります。
これはセカンドパートナーとの関係でも同じです。
急に別れを切り出しても、すんなり応じてくれないこともあります。
ですが会う頻度が少なくなっていればお互いに気持ちが冷めており、あっさりと別れ話に応じてくれることが多いです。
なので別れを決めたら、別れ話をするために冷却期間を設けるようにしましょう。
また別れることを決めたら「最後の思い出作り」をしようと考えデートをすることも避けるべきでしょう。
直接会ってデートをすると情が湧いてしまいます。
そうなるとズルズルと関係が続いてしまい、結局別れることができなくなってしまいます。
ですので別れるのを決めたのでした、会う頻度を減らしていくように意識するべきです。
この冷却期間中には実際に会わないようにするだけでなく、相手のSNSのフォローをしていれば解除したり、LINEの返事をする頻度や間隔を減らすようにオンライン上でも距離をおくように注意をしましょう。
関係を断ち切る工夫をする

無事に別れることができたらセカンドパートナーとの関係を断ち切るように工夫をすることが大事です。
連絡先が残っていたりすると復縁を安易に考えてしまったり、別れてしまった後悔を引きずることもあります。
付き合うことを苦痛に感じていたり、癒しを得ることができずにセカンドパートナーと別れたはずです。
なのに、そうした後悔や精神的なダメージを別れた後に感じてしまうのは別れた意味がありません。
そうした心理的な負担を感じないようにするためにも、連絡先やセカンドパートナーとの思い出のものは処分してしまうのが賢明ですね。
セカンドパートナーと別れた後にすべきこと

ここまではセカンドパートナーと穏便に別れる方法を紹介してきました。
最後にセカンドパートナーと別れた後にすべきことを紹介しようと思います。
自分を見つめ直す機会を設ける
家庭に何かしらの不満だったり、寂しさを感じていたからセカンドパートナーを作ったはずです。
ですがせっかく作ったセカンドパートナーとも別れてしまったので、今度は「セカンドパートナーを作った理由」を振り返ってみるのもいいのではないでしょうか?
そうすることで今後の人間関係に何かしら活かせる考えや教訓が見つかるかもしれません。
また今までは考え付かなかった家庭の問題が見つかるかもしれません。
こうして見つけた問題を解決したり、教訓をいかすことで今後の生活は良くなっていくはずです。
また、セカンドパートナーという存在がいた方が精神的に余裕ができ家族にも配慮をすることができると思えるようでしたら新しいセカンドパートナーを探してみるのもいいかもしれませんね。


