セカンドパートナー

セカンドパートナーと本気の関係になるのはアリ?本命になることのメリット・デメリットを徹底解説。本気になった時のサインも紹介

セカンドパートナーとの関係は家庭で得ることができない癒しや承認欲求を満たすことを目的にしていることがほとんどです。

ですがあなたがセカンドパートナーに本気になってしまったり、逆にセカンドパートナーがあなたに本気になってしまったのではと悩んでしまうことは決して珍しいことではありません。

そこでこの記事ではが相手に本気になったときの心理や兆候を紹介するとともに、その対処方法を紹介します。

セカンドパートナーが「本気」になる心理とは?

セカンドパートナーとの関係は基本的には既婚者が配偶者以外とのプラトニックな恋愛関係とされています。

なので肉体関係はなく、お互いに家族が一番大事と割り切った関係といえます。

こうした前提があるのでお互いに本気になることはないと割り切って関係がスタートします。

ですが付き合っていくうちに本気になってしまうことがあります。

このように本気になってしまうのは主に心理的要因と環境的な要因が考えられます。

そこで本気になってしまう心理的な要因と環境的な要因を見ていこうと思います。

心理的な要因

セカンドパートナーに本気になってしまう心理的な要因としては主に以下のものがあります。

  • 吊り橋効果
  • 自己開示効果
  • 単純接触効果
  • 代償行為
  • 競争心理

吊り橋効果

まず考えられるのが「吊り橋効果」です。

吊り橋効果とは、お化け屋敷など恐怖や不安を感じて心拍数が上がるところに一緒にいた人を、ドキドキしたから自分はこの人のことを好きなのと錯覚してしまう効果を言います。

そしてセカンドパートナーとの関係もこの吊り橋効果が働くことがあります。

いくらプラトニックな関係と言っても配偶者や知り合いにセカンドパートナーの存在がバレてしまえば非常に面倒なことになります。

ですので他の人にはバレてはいけない秘密の関係ということで背徳感がスリルを生み、心拍数が上昇してしまいます。

こうした心拍数の上昇が恋愛のドキドキと勘違いしてしまうことがあり、本気になってしまうことがあるのです。

自己開示効果

家庭で相談できない仕事や家庭の悩みをセカンドパートナーに相談することは珍しいことではありません。

人によっては家族に相談できないことを相談したいからセカンドパートナーを作っていることもあります。

ですがこうした家族に言えない悩みを打ち明けることが本気になってしまう要因の一つでもあります。

自分の考えや悩みを人に開示することでストレスや苦しみが軽減されます。

それだけでなく、自分の気持ちを赤裸々に告白していることで「この人は他の人とは違う特別な人」という認識をしやすくなります。

こうすることで「自分のことを一番理解してくれるのはこの人だ」と感じ、本気になりやすいのです。

単純接触効果

セカンドパートナーに本気になってしまう要因として単純接触効果もあげられます。

単純接触効果とは同じ人と繰り返し会うことで好意を持つようになる心理効果です。

セカンドパートナーとは自然とLINEや電話の頻度が増えることになります。

またデートもすることがあるので一緒に過ごす時間も当然増えることになるでしょう。

このように一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、単純接触効果が働いてしまい気がつかないうちにセカンドパートナーに対して本気になってしまうのです。

代償行為

セカンドパートナーを作る人は配偶者に対して何かしら不満を抱いています。

そうした不満を解消するためにセカンドパートナーを作るのですが、次第に依存してしまい本気になってしまうことは珍しいことではありません。

例えばですが「家族が一番大事だけど、家庭で得ることができないドキドキはセカンドパートナーで埋める」といった気持ちが、次第に本気になってしまうことがあります。

競争心理

相手に対して本気になってしまう原因の一つに競争心理や独占欲も上げることができます。

最初は割り切っていても、付き合いが長くなると先ほども触れた単純接触効果も働き「本命に負けたくない」「私の方が愛されているはず」という気持ちが高まっていくことは不思議なことではありません。

そうなると相手が配偶者や家族と過ごしていることを想像して嫉妬をしてしまい、自分でも気がつかないうちに本気になってしまうのです。

環境的な要因

ここまでは心理的な要因を見てきましたが、ここからはセカンドパートナーに本気になってしまう環境的な要因を見ていこうと思います。

  • 配偶者や家族との関係が冷え込んでいる
  • ライフスタイルの変化
  • 友人や知り合いからの影響

配偶者や家族との関係が冷え込んでいる

家庭や配偶者との関係が冷え込んでいたり、マンネリ化しているとドキドキを与えてくれるセカンドパートナーがより一層魅力的に思えてしまいます。

またセカンドパートナーから配偶者から得ることができない癒しや優しさがあると、配偶者よりも大事な人と思えるようになってもおかしなことではありません。

このように家庭環境があまりにも冷え込んでいるようであれば、ふとした瞬間に「セカンドパートナーと一緒になったらどうなるのだろう」と想像してまうことは当然あるでしょう。

そうした想像や妄想が膨らむと、セカンドパートナーと一緒になる可能性を信じ、本気の恋へと発展してしまうことがあります。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化もセカンドパートナーに本気になってしまう要因の一つです。

セカンドパートナーを作り人はある程度の年齢になっていることがほとんどです。

そうなると仕事も責任があるポジションを任されるようになりストレスが増えてしまいます。

そうした状況で支えてくれるセカンドパートナーに心の拠り所を求めるようになってもおかしくはないでしょう。

また転職や引っ越しなど環境が変わり、不安定な時期にセカンドパートナーが心の支えになってくれると本気になってしまう人がいても不思議ではありません。

友人や知り合いからの影響

身近な友人や知り合いからの影響も無視することはできません。

友人や知り合いがセカンドパートナーと本気になった話を聞いてしまうと、「自分も本気になっていいのかも」と思うようになっても不思議なことではありません。

割り切った関係と思っていたのに、友人や知り合いの影響を受けることで新しい恋愛の視点が加わり本気になってしまうのは十分に想像できるでしょう。

またセカンドパートナーとはどういった関係なのかを以下の記事で詳しく解説しています。

気になる人はぜひ読んでみてください。

セカンドパートナーが本気になった時のサイン

ここまではセカンドパートナーが本気になる心理を見てきました。

そしてここからは割り切った関係から本気になった時のサインを紹介していきます。

  • 連絡頻度の変化
  • 未来を考えた発言が増える
  • 嫉妬の増加

連絡頻度の変化

本気になったサインの一つが連絡頻度の変化です。

以前と比べて相手からの連絡の頻度が増えることは本気になってきたサインの一つと言えます。

セカンドパートナーとの関係はお互い家族にバレてはいけない秘密の関係です。

なので連絡の回数や間隔は多くはありません。

ですが本気になってしまうと相手との時間を増やしたいので連絡頻度が以前と比べて多くなります。

またメッセージの内容も個人的なものだったり悩みの告白が増えたりすればそれは心をかなり開いている証拠と言えます。

他にもデートの誘いが増えているようでしたら、それはもう本気になっている強いサインと言えるでしょう。

未来を考えた発言が増える

本気になっているサインとして「未来を考えた発言が増える」こともあげられます。

「あなたともっと一緒にいたい」とか「もし一緒に慣れたら嬉しい」などという発言が増えたら、それは本気になったサインでしょう。

セカンドパートナーとの関係は冒頭でも触れたように、家族が一番大事という前提をもとにした割り切った関係です。

そうした関係であれば、「一緒になれたら嬉しい」と言ったあなたとの未来を考えたような発言が出てくることはありません。

逆にそうした言葉が自然と出てくるようになっていると、あなたに本気になっている証拠と言えます。

嫉妬の増加

本気になってサインとして嫉妬が増えることがあげられます。

相手が配偶者や他の異性に嫉妬するようになれば、それは割り切った関係であるセカンドパートナーのある意味での気軽さがなくなってしまいます。

こうした嫉妬心を表に出してくるようになれば、それはもうあなたを特別な存在として見ている、つまり本気になっているサインと言えます。

セカンドパートナーと本気の関係になるメリットとデメリット

ここまではセカンドパートナーが本気になったサインを紹介してきました。

こうしたサインから相手が本気になっているのはわかったけど、本気の関係になりたいけど大丈夫なのと疑問に感じる人もいるかもしれません。

そこでここからは本気の関係になるメリットとデメリットを紹介していきます。

このメリットとデメリットの比較を通じて本気の関係に進むかどうかの判断の一助にしてもらえると嬉しいです。

本気の関係になるメリット

セカンドパートナーと本気の関係になった場合、主に以下のメリットがあります。

  • 今まで以上に精神的に満ち足りた状態になる
  • 配偶者以上の理解者を得られる
  • 配偶者との関係を見直す機会になる

セカンドパートナーと本気の関係になることの最大のメリットが「精神的に満たされる」ことでしょう。

お互いに本気になることで、「本気で愛されている」という実感が得られるようになります。

そうなることで日常にときめきや幸福感が増すことになります。

配偶者に不満があったり癒しがない家庭環境であれば、そうした愛されているという実感があれば精神的な充足感が満たされるでしょう。

また配偶者以上の理解者を得られるので、職場のストレスや家庭の悩みなどを気兼ねなく相談できるようになり、配偶者には言えない本音を共有できるため、精神的な支えが増えることになるというメリットもあります。

セカンドパートナーと本気の関係になることで、配偶者との関係を見直す機会になります。

双方が本気になっているので、配偶者との関係を解消すれば比較的短期間で新しい人生をスタートさせることができるでしょう。

本気の関係になるデメリット

ここまではセカンドパートナーと本気になるメリットを紹介してきました。

ここからはそのデメリットを紹介していきます。

  • 家庭や人間関係が崩壊する危険性がある
  • 精神的な負担が増加する
  • 最終的には家庭もセカンドパートナーも失う可能性がある

セカンドパートナーと本気の関係になる最大のデメリットはやはり家庭や人間関係が崩壊する危険性が高いということでしょう。

そもそも、セカンドパートナーはプラトニックな関係だから浮気には当たらず許されるというグレーな関係です。

ですが本気になってしまえばそうした考えが通用しなくなり、仮に家族にセカンドパートナーの存在がバレたら浮気をしていると非難され、離婚や慰謝料を請求される危険性がグッと高まります。

そうなれば配偶者だけでなく子供や親戚からも白い目で見られることになるでしょう。

また、もしセカンドパートナーが同僚でしたら職場でも浮気をしていたと噂になりかねません。

職場でそうした噂が流れれば仕事をしにくくなりますし、お堅い職場ですと昇進や昇給にも悪影響を及ぼす危険もあります。

またセカンドパートナーと本気の関係になれば、こうしたバレた際のリスクを考えてしまうことになります。

よほどメンタルが強くなければ、こうしたリスクを背負いながら生活するのは精神的に非常に辛いものがあるでしょう。

そして何よりもセカンドパートナーに本気になりすぎて、配偶者と別れたあとに「こんなはずではなかった」と後悔する可能性もあります。

そうなると元の家族だけでなくセカンドパートナーも失い孤独になってしまうこともあり得ます。

このようにセカンドパートナーと本気の関係になった場合、短期的には幸福感や充実感を得られるメリットがあるものの、長期的にはリスクが増大する可能性が高い と言えるでしょう。

特に、本気になると「配偶者との関係をどうするか」という大きな問題に直面することになります。

この選択でその後の人生が大きく変わることになります。

もし配偶者との関係に未練だったり何か思うことがあるなら、セカンドパートナーとは適切な距離を保つ方が無難と言えるでしょう。

本気になったときの対処法

ここからはセカンドパートナーに本気になってしまったらどうすべきか、対処方法を考えていこうと思います。

まず一番最初にすべきことはやはり、「セカンドパートナーとどういう関係になりたいか」を冷静に考えることでしょう。

セカンドパートナーとの関係が深まると「実は運命の人はこの人だったのでは?」「一緒にいると癒されるから、今の家族と別れて再婚したい」と感じることもあるでしょう。

ですがその気持ちは本心なのかを冷静に見極める必要があります。

そもそもセカンドパートナーは「家庭に癒しがない」、「刺激が欲しい」、「今の自分を理解して欲しい」という気持ちから作ったはずです。

そうした心理的な要因を冷静に分析することで、自分の気持ちが整理でき本気かどうかをジャッジできるようになります。

またこの際に、配偶者との関係をどうしたいかを考えてしまいましょう。

「配偶者との関係を修復したい」、「配偶者と別れてセカンドパートナーとやり直したい」、「そもそもセカンドパートナーを自分のものにしたいというエゴではないか」など自問自答することで、この先どうすべきかが自ずとわかるようになります。

そして何より一番大事なことがあなたの気持ちでしょう。

もしセカンドパートナーに本気になっているのに他人からの視線やお金など何かしらの理由でその気持ちに蓋をしてしまうと、精神的にも辛くなってしまいます。

人によっては精神的に辛くなるので家族や周りの人にも当たりがキツくなったり、ストレス解消のために必要以上に買い物をしたり、暴飲暴食に走ってしまうこともあるでしょう。

また、セカンドパートナーへの気持ちを抑えつけたことで後になって、後悔することがあるかもしれません。

後悔をしないよう、自分の気持ちと向き合って納得できる選択をするのが大事です。