セカンドパートナー

セカンドパートナーを作るのは頭がおかしい?世間から意味不明と言われたり気持ち悪いと思われる理由と浮気扱いになるかを紹介

Youtuber夫婦の問題だったり漫画やドラマでセカンドパートナーという単語をよく耳にするようになってきました。

ただこのセカンドパートナーという存在については賛否両論、もしくは否定的な意見が多いように個人的には感じています。

そこでこの記事ではセカンドパートナーとは何かを簡単に紹介するとともに、世間がセカンドパートナーを持つと頭がおかしいと思うのかを解説していきます。

またセカンドパートナーを作ることは浮気になるのかも併せて解説していきます。

セカンドパートナーって何?

さて世間を騒がせている?セカンドパートナーですが、そもそもセカンドパートナーとはどういった存在なのでしょうか?

セカンドパートナーが気持ち悪いと思われる理由を詳しく理解するためにも、まずはセカンドパートナーとは何かを簡単に紹介していこうと思います。

セカンドパートナーとは何かを知っている人はここを読み飛ばしてしまっても大丈夫です!

セカンドパートナーとは癒しや刺激を提供してくれる特別な人

さてセカンドパートナーは何かと一言で説明すると、配偶者(ファーストパートナー)から得ることができない精神的な安らぎだったり満足感を与えてくれる配偶者以外のパートナーを指します。

マンネリなどが原因で夫婦生活から癒しや刺激を得ることができなくなった結果、そうした感情を与えてくれる人を外部に求めることでセカンドパートナーを作るそうです。

ただし、いくら精神的な満足や安らぎを当ててくれるからといってセカンドパートナーとは肉体関係を持つことはありません。

セカンドパートナーは肉体関係を持たないが、メンタルを満たしてくれる人を指します。

ですから肉体関係を持ってしまえば自動的にセンカドパートナーではなくなってしまうのです。

また肉体関係を持ってしまったら、ただの浮気になってしまいます。

またセカンドパートナーについて以下の記事で詳しく紹介しています。

もっと知りたいという人はぜひ読んでください。

セカンドパートナーがおかしい気持ち悪いと炎上する理由

さて、ここまではセカンドパートナーとはどういうものかを見てきました。

実際にSNSではセカンドパートナーに対する批判が繰り広げられています。

こうした批判を見るとセカンドパートナーは好ましいと思われていないということがよくわかります。

ここからはなぜセカンドパートナーがいる人は頭おかしい、気持ち悪いなどと炎上するかを検討していこうと思います。

社会的背景

既存の価値観との衝突

セカンドパートナーが批判される最大の理由はやはり、既存の価値観と相容れないことでしょう。

日本では長年に渡って基本的には一夫一妻制でした。

また明治になると民法で一夫一妻が法律として決まっています。

こうした長い年月をかけて形成された価値観に対して配偶者以外のパートナーを認めるセカンドパートナーという考え方は真正面から喧嘩を売るような考え方です。

ですので保守的な考え方を持っている人にとってはいくら肉体関係がないといってもセカンドパートナーはあり得ない存在、考え方として写り、批判の対象になっているのではないでしょうか。

配偶者、家族への裏切りと思われるから

セカンドパートナーがいると頭がおかしいと思われる理由は他にもあるでしょう。

それはそもそも、セカンドパートナーを作ること自体が配偶者への裏切りだと感じられ、そんなことをする人は人間として信頼できないという感情からバッシングが起きるのでしょう。

他にも結婚しておきながら、パートナー以外と恋愛を楽しむということ自体が不誠実だったり不埒という印象を抱かれてもおかしいことではありません。

また、いくら肉体関係がないといっても妻がセカンドパートナーを作るとなれば夫としては今後生まれてくる子供が本当に自分の子なのかという悩みを抱えることになり批判的な立場に立つ男性がいても不思議ではないでしょう。

女性の場合であれば、夫がセカンドパートナーを作った場合、今まで作ってきた家庭が崩壊する危険性が十分にあるということで批判的な立場に立つことは十分に理解できます。

子供にとっても親にセカンドパートナーがいるという事実は気持ち悪いと感じることでしょう。

もし子供にバレた場合、軽蔑されたり嫌われることが目に見えていますし、親子関係はボロボロになるだけでなく、子供の成長にも確実に悪影響を与えることになります。

このようにセカンドパートナーは既存の価値観に反していたり、感情的な理由から炎上したり頭がおかしいと思われているのです。

法的・制度的な課題

セカンドパートナーを作ることが頭がおかしいと言われる理由は他にも法律的な問題もあります。

確かにセカンドパートナーは肉体関係を持たないことになっているので、すぐに不倫と認められることはないでしょう。

ですがいくら肉体関係を持たないプラトニックな関係といっても、お互いに好意を持っている大人の男女であれば何かが原因で肉体関係を持つことになってしまっても不思議ではありません。

そうした事実が配偶者にバレてしまえば離婚を請求されたり、慰謝料を請求される危険性が十分にあります。

セカンドパートナーを作るということには、そのようなリスクがあることは簡単に予想することができます。

離婚はしたくないけど、精神的な満足を得たいのであれば、離婚につながる可能性が高いセカンドパートナーを作るという選択肢はかなり危ないものと言えるでしょう。

それにも関わらず、セカンドパートナーを作ることを選ぶのであれば頭がおかしいという批判が出てきても不思議ではありませんよね。

メディアの影響

セカンドパートナーを持つことに嫌悪感を持つ人が多いことや、炎上する原因としてはメディアの影響も考えられます。

実際にセカンドパートナーの存在を公表したインフルエンサーはメディアの記事で面白おかしく書かれています。

「恐ろしい」東海オンエア元妻 元夫婦チャンネルを単独再開も“恨み節全開”で批判続出「みっともない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/24efd6db42c4bcbd39e20272c3bd63dc029f4b7c

東海オンエア・しばゆー&あやなん騒動「時系列まとめ」! YouTubeに“セカパ”登場匂わせ、大荒れ【24年10月17日最新】

https://cyzowoman.jp/2024/10/post_452639_1.html

「きれいごとにして正当化」あやなん、東海オンエア・しばゆーと離婚「卒業」「子育てパートナー」宣言に拒否感続出

https://news.yahoo.co.jp/articles/be121cf7e28395c8179d40e1e3021dc99c0bb8e6

こうしたあからさまにセカンドパートナーを持つ人への嫌悪感が見て取れる記事やそのコメントを読むことでセカンドパートナーを持つ人は人格的に問題があるように思えてしまい、気持ち悪いとか許せないといった気持ちにつながるのではないでしょうか。

また自分は道徳的に正しいと信じている人にとってセカンドパートナーを作るような人は非道徳的だったりモラルがない人と判断します。

そうなれば否定的なコメントをされたり炎上の対象になり、余計に「理解できない」「あり得ない」と非難されることになるのは簡単に予想できます。

こうしたメディアによる影響が炎上の一因にあると言えそうです。

「セカンドパートナー」は本当に気持ち悪い?批判の裏に隠された意識のズレ

セカンドパートナーが頭がおかしい、理解できないと批判する人の考え方を探ってきました。

ただセカンドパートナーを持つことは本当に気持ち悪いことなのでしょうか?

セカンドパートナーを持つ人と批判する人の間に大きな意識のズレがあるから、批判が大きくなっていると思われます。

ここからはその批判の裏に隠された意識のズレを見ていこうと思います。

セカンドパートナーを作る人の意識

セカンドパートナーを作る人の考えとしては大まかに3種類あります。

一つが冒頭でも触れたように家庭では得ることができない精神的な安定や刺激を求めている人。

そしてもう一つが個人主義を重視している人、そして多様性を柔軟に受け入れる人です。

  • 精神的な安定や刺激を求めている人
  • 個人主義を重視する人
  • 多様な関係性を受け入れる柔軟性

ここからは、これらの立場の意見を詳しく見ていこうと思います。

精神的な安定や刺激を求めている人

まず、セカンドパートナーを作る人の多くが属しているのが「精神的な安定や刺激を求めて」という立場でしょう。

セカンドパートナーとは何かの箇所でも説明したように、配偶者や家庭から得ることができない精神的な癒しをなどを求めるが故に作る人がほとんどです。

そうした人は家庭で居場所がなかったり、家族関係がうまくいっていないなど何かしらの問題を抱えています。

そうした人にとってはセカンドパートナーから得られる癒しは手放すことは難しいでしょう。

ですので他人からいくら批判されようとも、セカンドパートナーを手放すことを選択することはないと思われます。

個人主義を重視する人の意見

他にも個人主義を尊重するという立場から批判をすることはできないという人もいます。

そうした個人主義を重視する人がなぜセカンドパートナーを作ることを認めるのでしょうか?

個人主義の立場をとる人としては、個人の意思に基づいているのであれば誰と誰が人間関係を築くかは、その人の意思に委ねられているのであって、既婚者であっても配偶者の人間関係に口を出すべきではないし、ましてや人間関係を制限をするのはあり得ないという主義主張を持っているからです。

個人主義を強く主張する人の中には不倫も個人の自由なのだから、不倫を理由とした慰謝料の請求はもってのほかという人もいます。

このような考えを持っているからこそセカンドパートナーを持つことは問題ないと感じているのでしょう。

多様な関係性を受け入れる柔軟性

また他にもセカンドパートナーを認める人には多様な関係性を認めるという立場から肯定的な立場に立っている人もいます。

こうした多様性を認める人は先ほどの個人主義を重視する立場の人と同じように、誰が誰と関係を結ぶかはその人の考えに委ねられるべきであると考えています。

また多様性を認めるという立場から、セカンドパーを持つ人の意見を尊重し、理解しようとする姿勢を持っている点が、個人主義の立場に立つ人との大きな違いと言えるでしょう。

単に「違いを受け入れる」だけでなく、異なる視点や考え方がもたらす価値に気づき、互いに学び合いながら協力することに意味があると考えて、積極的に理解しようとている柔軟性があります。

セカンドパートナーに批判的な人の意識

さてここまではセカンドパートナーを持つことに肯定的な人の意見を見てきました。

ここからは批判的な人の意見を深掘りしていこうと思います。

  • 家族を大事にする感覚
  • 社会的安定性の重視
  • 既存の制度への信頼

家族を大事にする感覚

セカンドパートナーを批判する人の意見で多いのが、肉体関係がないとはいえセカンドパートナーという存在は家族関係の崩壊するから反対というものです。

確かに肉体関係がないからといっても配偶者にとってセカンドパートナーという存在がいることは決して気持ちの良いものではないでしょう。

また普通は、配偶者以外に恋愛関係にある人物がいることが家族にバレたら浮気をしているということで家庭崩壊待ったなしです。

しかしセカンドパートナーは建前上は肉体関係がないということになっているので、浮気だと断言することが難しくなっています。

こうした一見すると浮気っぽいのにそうではないと言えるような無責任な態度も家族を大事にしようと考えている人にとっては不快に思えるのではないでしょうか。

こうした家族を大事にしていると思えないセカンドパートナーが炎上しても不思議ではありません。

社会的安定性の重視

セカンドパートナーを批判する理由の一つに社会的安定を重視するからこそというものがあります。

社会的安定性を重視する人がセカンドパートナーを批判する理由としては、相続を複雑にしたり家族関係が悪化による子供への悪影響などが挙げられます。

相続についてはセカンドパートナーと家族間の問題なのでそこまで悪影響はないように思えますが、家族関係が悪化することによる子供への悪影響は家族だけの問題にとどまりません。

悪影響を受けた子供が家を飛び出して何か悪いことに巻き込まれたり、家を飛び出してお金がないからといって話題の闇バイトなどに参加せざるを得ないようなケースを想像することができます。

このように子どもだけでなく、社会にも悪影響を及ぼすかもしれないということで反対したり批判する人が出てくることは理解できるような気がします。

もちろん元々家族関係が良くなかったからセカンドパートナーを作ったのであって、そこまで悪影響はないという反論もあるかもしれません。

しかし、いくら家族関係が悪化していようとも余計に悪化させるようなセカンドパートナーという火種を作ることは十分に問題と言えるでしょう。

既存制度の信頼

セカンドパートナーが批判される理由に既存制度への信頼もあるでしょう。

既存制度の信頼があると言ってなぜセカンドパートナーが批判されることになるのか疑問に思う人もいるでしょう。

戦後の改正もありましたが民法として一夫一妻を定めた婚姻制度が誕生して100年近く経過しています。

こうしてなんだかんだ言って続けられてきた婚姻制度なのだから無理に壊したり手を加える必要はないと信じていたり、逆にそのようなことをしたら家族制度や社会制度が混乱すると不安に思う人が既存の制度を信頼している人と言えます。

そうした人からすれば家族制度をおかしくするようなセカンドパートナーという存在を認めることはできません、ですから批判をするのですね。