最近では有名Youtuberが存在を公表するなどしてセカンドパートナーという概念の認知が高まってきています。
ですがセカンドパートナーを作る男性はそもそもなぜ配偶者がいるのにセカンドパートナーを必要とするのでしょうか?
そこで男性がセカンドパートナーを作る男性の心理や、本命のパートナーがいるのに、なぜ別の関係に魅力を感じるのかをこの記事では深掘りしていこうと思います。
またセカンドパートナーを求める男性に対して女性はどのように対応すべきかも併せて解説していきます。
男性がセカンドパートナーを求める心理
さて男性は配偶者や本命のパートナーがいるのにセカンドパートナーを求めるのでしょうか?
その理由としては主に以下のものがあります。
- 承認欲求の補完
- 非日常性や刺激の渇望、退屈の解消
- 感情的な癒しの追求
- コミュニケーション不足の補完、配偶者との価値観の相違
- 過去のトラウマからの解放や若さへの執着
- 自由への欲求、プレッシャーからの逃避
- 周囲からの影響
承認欲求の補完

セカンドパートナーを求める男性の心理の一つに承認欲求を満たしたいというものがあります。
家庭で無視されたり、邪険にされてしまうなどして家庭に居場所がない男性がいます。
そうした男性が家庭では得られない承認欲求を満たすために、セカンドパートナーを求めるのです。
非日常性や刺激の渇望、退屈の解消

男性がセカンドパートナーを作る理由としては承認欲求の補完以外にも、家庭生活がマンネリ化したことで非日常性や刺激が欲しいというものがあります。
こうした理由でセカンドパートナーを作る男性は家庭生活には一定の満足度はあるものの、どこか変わり映えしない日常に飽きてしまっています。
ですから配偶者や家庭で得ることができなかった新しい刺激をや退屈の解消を求めて、セカンドパートナーを作るのです。
感情的な癒しの追求

男性がセカンドパートナーを作る理由には感情的な癒しが欲しいからというものがあります。
感情的な癒しを求めてセカンドパートナーを作ることは承認欲求の補完と似ていますが、両者の間には大きな違いがあります。
承認欲求を求める理由は家庭で居場所がないことが主な原因です。
一方で感情的な癒しを求めるのは家庭に居場所がないというよりも、家庭環境そのものがストレスだったり、仕事での重圧などを現状では解消できないがゆえにセカンドパートナーを作るのです。
コミュニケーション不足の補完、配偶者との価値観の相違

セカンドパートナーを求める男性の心理として家庭内でコミュニケーションの不足や配偶者や家族と価値観が違うことだったりズレがあると感じ外部でそれを補いたいというものがあります。
不倫はする気がないがコミュニケーション不足を解消したい、話が合う人と盛り上がりたいという欲求を持っている男性がセカンドパートナーを求めるのです。
他にもプライドが原因で配偶者に対して本音を話すことができなかったり、心の弱さや本当の気持ちを曝け出してもいい人が欲しいという気持ちがある男性がセカンドパートナーを求める傾向があります。
過去のトラウマからの解放や若さへの執着

セカンドパートナーを求める男性の特徴に過去にトラウマがあったり、若さに執着しているという点もあります。
学生時代は男子校に通っていたせいで女性とコミュニケーションをとることがそもそもできなかったといったコンプレックスの解消や、過去の恋愛や家庭環境で得られなかった愛情を得たいという欲求からセカンドパートナーを作る男性もいます。
また他にも年齢を重ねる中で、自分の若さや魅力が衰えていくことへの不安から、若い相手や新しい関係を作ることでまだまだ若いと証明したいというものもあります。
自由への欲求、プレッシャーからの逃避

家庭や職場での役割に縛られず、自分らしさを自由に表現できる場所が欲しいという欲求からセカンドパートナを作る男性もいます。
セカンドパートナーを作ることで家庭や職場での役割を忘れてリフレッシュし、一層家庭や職場で求められている役割を果たすことができるのです。
こうした男性は何かに縛られたりすることを嫌う傾向があり、セカンドパートナーにも縛られそうになれば関係が希薄になっていくでしょう。
周囲からの影響

セカンドパートナーを作る男性の心理でもしかしたら最も多いのが周囲からの影響です。
周りにセカンドパートナーを作っている人が多いと、セカンドパートナーを作ることは「普通」とか「おかしいことではない」と考えるようになります。
もし家庭に不満を持っていなくても、そうした周囲の影響からセカンドパートナーを作ってしまう可能性もあります。
なので配偶者にセカンドパートナーを作らせたくないのであれば、周囲にも注意する必要があると言えますね。
ここまでセカンドパートナーを作る男性の心理を紹介してきました。
もしセカンドパートナーそのものについてより詳しく知りたいと思ったら以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください。
セカンドパートナーを作る男性の特徴
ここまではセカンドパートナーを作る男性の心理を見ていきました。
ただ男性がセカンドパートナーを作るのは心理以外にも性格やタイプが関係してきそうです。
そこで、ここからはセカンドパートナーを求めたり作る男性の特徴やタイプを紹介していきます。
- 自己肯定感が低い、寂しがりや
- 自己中心的
- 衝動的
- 社会的に成功している
自己肯定感が低い、寂しがりや

セカンドパートナーを作る男性の特徴としてまずは「自己肯定感が低い」、「寂しがりや」という点が挙げられます。
セカンドパートナーを作る人は時効肯定感が低いのではなく、逆に高い人でないと作らないのではと思えるかもしれません。
確かに自己肯定感が高ければ配偶者以外にも関係を作っても不思議ではありません。
しかしそうした人であればイケイケな状態なのでプラトニックな関係なセカンドパートナーではなく、そのまま肉体関係を持ってしまいます。
なので自己肯定感が高いとセカンドパートナーで終わらない危険性があります。
逆に自己肯定感が低い人の場合、自分が周囲から評価されているかを常に確認したいという欲求があります。
なので配偶者から十分に認められていると感じると、セカンドパートナーを作り自分の価値を証明しとうとするのです。
ただし本人の自己肯定感が低いこともあり、本命のパートナーや配偶者との関係を決定的に破壊することになる一線は超えないようにしています。
自己中心的

セカンドパートナーを作る男性の特徴として「自己中心的」というものもあります。
自己中心的な人は共感力が低いことが多く、パートナーや配偶者が感じる不安や傷つきについて深く考えない傾向があります。
自己中心的であればプラトニックなセカンドパートナーで終わらないのではという疑問もあるかもしれません。
確かに自己中心的な人であれば肉体関係まで結ぶ人もいます。
ですが家庭を壊したくないけど新しい刺激や癒しが欲しいという自己中心的な考えからセカンドパートナーを作ることを選択する男性もいます。
これにより、セカンドパートナーを作ることのメリットを最大限受け取ろうとしているのです。
衝動的

セカンドパートナーを作る男性の性格としてもしかしたら一番多いのが衝動的な性格です。
衝動的な性格ですと、目の前の魅力的な状況や誘惑に対して強い欲求を感じると、それを抑制することが難しくなります。
なのでセカンドパートナーを作るのは、瞬間的な感情や欲望に従った結果です。
また衝動的な人は、自分の行動や選択に一貫性を求めるよりも、その場その場での満足感を重視する傾向があります。
そのため、配偶者がいるのにも関わらず本命とセカンドパートナーは別のものとその場で割り切ってしまいセカンドパートナーを作ってしまうのです。
社会的に成功している

社会的に成功している人ががセカンドパートナーを求める背景に、「自信過剰」「新しい刺激への欲求」と言った成功者特有の心理的要因やライフスタイルの影響があります。
社会的に成功すると、自分の能力に自信を持つようになり、「どんな問題も解決できる」「自分は特別だ」と考える傾向があります。
そのためセカンドパートナーを作るリスクを軽視し、万が一バレてもどうにでも対応できると考えセカンドパートナーを作るのです。
また成功者の中には、「自分は他人とは違う」「普通のルールは自分には当てはまらない」といった特権意識を持つ人もいます。
このような特権意識が、「セカンドパートナーを持つのは自分にとって当然」といった行動につながるのです。
このように社会的成功者は自分の地位や財力を使って自分の欲求を満たそうとする一方で、倫理観やパートナーシップの維持についての意識が薄れていることが原因でセカンドパートナーを作るのです。
男性がセカンドパートナーを作るリスク
ここまでは男性がセカンドパートナーを作る理由や、セカンドパートナーを作りやすい男性の特徴を見てきました。
ここからは男性がセカンドパートナーを作るリスクと影響をみていこうと思います。
- 家庭関係の崩壊
- キャリアへの悪影響
- 男性自身への心理的な悪影響
- 法的リスク
家庭関係の崩壊

セカンドパートナーを作る男性にとっての最大のリスクが、家族にセカンドパートナーの存在がバレて家庭関係が崩壊することでしょう。
セカンドパートナーを作る理由としては自分の家庭を壊さないで、精神的な満足や癒しを求めるところにあります。
しかしセカンドパートナーの存在が家族にバレてしまえば、今まで以上に家族から嫌われたり軽蔑されてしまうことは予想できます。
こうなってしまえば家庭関係の修復や、家族から尊敬されたり癒されたりするのは二度とできないでしょう。
また子どもがいれば、親の関係性悪化を目の当たりにすることになりトラウマを抱える可能性があります。
このようにセカンドパートナーが家族にバレた場合、家庭が取り返しのつかないほど崩壊する危険性があります。
キャリアへの悪影響

男性の中にはセカンドパートナーを職場だったり、仕事で関係ある人とそうした関係を結ぶこともあるでしょう。
同じ職場内であれば二人の間では誰にもバレていないと思っていても、意外とバレているものです。
バレているだけなら問題はないのですが、それが原因で上司からの評価が下がったり、昇進や業務に影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要でしょう。
男性自身への心理的な悪影響

セカンドパートナーを作る男性の目的は精神的な孤立からの解放や、苦痛を癒しを求めてがほとんどでしょう。
しかしセカンドパートナーを作ったからといって必ずしも感情的な満足感を得ることができるとも言えませんし、満足を得ることができてもそれは一時的に過ぎないこともあります。
またセカンドパートナーを作ることでトラブルが増えるリスクもあり、今まで以上に精神的な苦痛を負うことになってしまいます。
他にも家族や知り合いからの信頼を失い、さらに孤立や喪失感に苦しむリスクがあります。
法的リスク

セカンドパートナーの存在が配偶者にバレた際に法的リスクも生じてきます。
セカンドパートナーとの間に不貞行為が認められた場合、配偶者から慰謝料として50万円から300万円を請求される可能性があります。
さらに不貞行為が認められ離婚に至る場合、財産分与の面で不利になる可能性があります。
婚姻期間中に形成された財産の分割は原則半分ですが、不貞行為が認められた場合、配偶者により多く配分されることになります。
金銭面以外にも子どもの親権をめぐる問題が発生します。
裁判所は「子どもの福祉」を最優先に判断するため、セカンドパートナーを作った事実が親権獲得に悪影響が生じることは間違い無いでしょう。
また以下の記事ではセカンドパートナーの存在が配偶者にバレた際のリスクを詳しく解説しているので気になる人はぜひ読んでみてください。
もし旦那や配偶者がセカンドパートナーを作ったら女性はどうすべき?
ここまでは男性がセカンドパートナーを作る理由やそのリスクを見ていきました。
ここからは仮に旦那や配偶者がセカンドパートナーを作っていたら女性は何をできるかを紹介していこうと思います。
冷静になって話し合う

配偶者にセカンドパートナーがいることが発覚したら冷静でいることは難しいでしょう。
しかし、感情的になり責めてしまうと配偶者も一層ムキになってしまい話し合いが拗れる可能性が非常に高いです。
なのでまずは冷静になりましょう。
話し合う前にしておくべきこと

冷静になって話し合うためにも、ひとまず本当に配偶者がセカンドパートナーを作っているのかどうかの事実を確認しましょう。
そのためにも具体的な証拠になるメッセージや記録を集めておきましょう。
そうすることで冷静になる時間を得ることができるだけでなく、配偶者とセカンドパートナーの関係が長期的なものかどうかも把握できるようになり、今後の対応を考えやすくなります。
話し合う際に注意しておくべきこと

話合う際には以下の点に意識を向けておくのが重要です。
これらを意識しておくとしておかないとで、話し合いがスムーズに進むかどうかが変わってきます。
まずは配偶者に対して「どうしてセカンドパートナーを作ったのか」「現在どう考えているのか」を聞くようにしましょう。
そうすることで関係修復をすべきか、離婚すべきかを含めて今後どうすべきかを深く考えられるようになります。
またこの際に関係を修復したいのか、それとも離婚を検討しているのかを率直に伝えるようするのが良いでしょう。
離婚を選ぶ際に注意しておくべきこと

もし離婚を決意した場合、住居や収入の確保、子どもの養育費や教育の計画を離婚を切り出す前にしっかりと考えておきましょう。
また弁護士に相談しておくことも重要です。
セカンドパートナーとの不貞行為の証拠(写真、LINEやメールのやり取り、目撃証言など)がある場合、弁護士に相談することで慰謝料請求や離婚がスムーズになります。
何よりも離婚を選択することは辛い決断かもしれませんが、離婚はあなたの責任ではありません。
自分を責めず、新しいスタートを前向きに考えるのが重要です。
修復を選ぶ場合に注意しておくべきこと

関係修復を選ぶ場合、配偶者がなぜセカンドパートナーを作ったのか、その原因を二人で探り、解決する努力をすることが重要です。
例えば、夫婦間のコミュニケーション不足や不満が原因の場合、それを改善するための具体的な行動を考えるようにしましょう。
解決策や原因を二人で考えないと、同じことが繰り返される危険性が高いです。
なのでしっかりと話し合うようにしましょう。
その際、自分の幸せを最優先に考える姿勢を持つようにしてください。
また二人だけで話し合うのではなく、夫婦でカウンセリングやセラピーを受けることで、関係修復の助けになるはずです。

